宗教詩人坂村真民さんの詩に「念ずれば花開く」という言葉がある。 他の動物と異なり人間は、思い、念ずる動物である。何事も出来ると心の底から思うなら、いつか必ず実現出来るものである。出来ぬと思うのは、最初からやる気がそこにないからで、己の気も、宇宙の気もよそを向いてしまっている。出来ると念じ、思うなら、己の気も、宇宙の気もそこに集中する。物事が出来る方に回転する。人間は不思議。自分の能力も実力も良く知っている。 大きな夢を持ってても出来るものも出来ないものも、きちんと判断出来るのだ。 だから、出来ると信じたものは、自分で判断し、出来る位の事だから出来るのだ。 自分の力で少し足りない位の事だから出来るのだ。足りない部分は、大自然の力、天候であったり、季節であったり、人の力であったりする訳だ。その少しの力を動かす為の原動力となり得るのは、ウズの中心にある己のやる気、出来る、出かすという決意に他ならない。人が本気になっても、中心である己が外を向いていたのでは、人も天も味方にしまい。念も他に影響する筈がない。何年もしっかり己の心に決心し、念(想い)を増し、念を外に飛ばす。だから出来る。 ひょっとすると、不治の病だって飛ばしてしまうかも知れませんぞ。 |